百花繚乱 19世紀ヴァイオリン音楽の世界 特設サイト
特別企画インタビューを順次公開予定!
第1弾 2024/9/26 19時公開予定
「【特別企画インタビュー】元N響首席オーボエ奏者・指揮者 茂木大輔 音楽とともに歩んだ半生」
第2弾 2024/10/3 19時公開予定
「【特別企画インタビュー】元N響首席オーボエ奏者・指揮者 茂木大輔 19世紀ヴァイオリン音楽の輝き、傍流作曲家の魅力、コンサートにかける熱い思い」
人気絶頂の髙木凜々子、一気に3曲を名手たちのオーケストラと共演!
ルイ・シュポアは19世紀に活躍した名ヴァイオリニスト、指揮者、作曲家。当時、パガニーニを超える名手とも謳われ、ベートーヴェンを凌ぐほどの人気を誇りました。
「ヴァイオリンのショパン」と謳われたヘンリク・ヴィエニャフスキはポーランド出身。華麗な技巧と哀愁ある旋律で聴く者の心を掴みます。
いずれもその名を冠した国際コンクールがあるほど、ヴァイオリン演奏史、音楽史上において重要な存在です。
この二巨匠のヴァイオリン協奏曲に加えて、ヴィエニャフスキの名作「伝説曲」を今回奏でるのは人気絶頂のヴァイオリニスト髙木凜々子。さらにシュポアの序曲「ファウスト」と「イェソンダ」もプログラムされています。
オーケストラにはN響、読響、サイトウキネンなどで活躍する名手が一堂に会し、実に豪華な顔ぶれ。(クラシック音楽奇譚管理人もオケにこっそり混じる予定です)
元N響首席オーボエ奏者で指揮者として全国的に活躍中の茂木大輔と本チャンネルがタイアップした企画。
さらに、可愛いイラストで大人気のやまみちゆかがビジュアルデザイン(マンガ)と企画協力しています。
なかなか聴けない名曲を、名手の演奏で聴けるまたとない機会を、どうぞお見逃しなく!!
百花繚乱
19世紀ヴァイオリン音楽の世界
髙木凜々子が弾く、
二人の歴史的名手のヴァイオリン協奏曲
茂木大輔 企画・指揮・プロデュース
YouTubeチャンネル「クラシック音楽奇譚」提携企画
2024年11月16日(土)
13:30開演(12:30開場)
Hakujuホール
SS席:12,000円 S席:8,500円
■演奏曲目(予定)
L.シュポア:歌劇「ファウスト」op.60より 序曲
L.シュポア:ヴァイオリン協奏曲第8番 イ短調 op.47「オペラの様式による」
L.シュポア:歌劇「イェソンダ」op.63より 序曲
H.ヴィエニャフスキ:ヴァイオリンと管弦楽のための「伝説曲」 op.17
H.ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ短調 op.22
※特別トークコーナー(予定) Hana(YouTubeチャンネル「クラシック音楽奇譚」管理人)× 茂木大輔
■主催
東京音楽史管弦楽団 、クライス音楽事務所
■共催
Hakujuホール
■ビジュアルデザイン・コンセプト漫画
やまみちゆか
■企画協力
YouTubeチャンネル「クラシック音楽奇譚」
■後援
日本ベートーヴェンクライス
■プレイガイド
Teket
■お問い合わせ
03-6432-4111
contact@mhot.info
■東京音楽史管弦楽団
https://www.mhot.info/
ルイ・シュポア
19世紀にヴァイオリンの名手・作曲家・指揮者として活躍。ヴァイオリニストとしてはパガニーニに匹敵するか、それをしのぐとも謳われ、作曲家としては当時はベートーヴェンをしのぎ、ウェーバーと人気を二分したオペラ作曲家であった。
ヘンリク・ヴィエニャフスキ
ポーランド生まれで「ヴァイオリンのショパン」と呼ばれたヴィエニャフスキ。パリに学び、ロシア、アメリカでも活躍した。華やかな技巧は同時代の多くの音楽家に絶大な影響を及ぼした。
茂木大輔
シュトゥットガルト・フィルの第1オーボエ奏者を経て、1990年から30年にわたってNHK交響楽団首席オーボエ奏者を務め、2018年、その功績によりN響より「有馬賞」受賞。ソロ、室内楽、CD,放送、作曲などのほか、山下洋輔、筒井康隆など異文化とのコラボも盛んに行って注目を集めた。1996年からは指揮活動も開始。自らがライフワークとして位置付ける、バッハの教会音楽、ベートーヴェンのシンフォニーなどの「解説コンサート」で全国的に活躍。このコンサートもその新しい一環である。
熱烈愛読していた二ノ宮知子「のだめカンタービレ」原作に取材協力、自ら企画・指揮する「のだめカンタービレの音楽会」を全国展開。その後広上淳一に師事して東京音大指揮科に再入学し、4年間専門的に指揮法を学んだ。
2019年3月にN響を定年退職するとともに、専業の指揮者としての活動を開始した。現在までに仙台フィル、アンサンブル金沢、東京フィル、京都市響、日本センチュリー交響楽団、兵庫PAC、広島交響楽団、九州交響楽団など全国多数の団体を指揮している。全国から参集する熱心なアマチュア・オーケストラとベートーヴェン交響曲を1曲ずつ深掘りし、解説、一流プロの演奏指導・共演、演奏法講座、室内楽などを立体的に組み合わせた企画「We love Beethoven」の指揮者でもある。指揮を広上淳一、故岩城宏之、および故外山雄三の各氏に師事。現在東京音楽大学指揮科非常勤講師。
大崎滋生をはじめ音楽史研究者との交流を盛んに行なっており、日本ベートーヴェンクライス会員。
執筆でも知られ、「交響録・N響で出会った名指揮者たち」(音楽之友社)など多数の著書がある。趣味の模型(プラモデル)製作・収集でも著名。
髙木凜々子
バルトーク国際コンクール第2位及び特別賞受賞、東京音楽コンクール第2位及び聴衆賞受賞など受賞歴多数。これまでソリストとして読売日本交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、パシフィックフィルハーモニア東京、ハンガリー国立交響楽団セゲドなど、国内外のオーケストラと共演。国内外でのソロリサイタルYouTubeやメディアでの活動も積極的に行っている。現在ソロ活動を中心に演奏活動を積極的に活躍している、東京藝術大学卒業。使用楽器は(株)黒澤楽器店より貸与のストラディバリウス。
長年N響首席オーボエ奏者を務めたのち、現在は指揮者として活躍を広げている茂木大輔の主導するオーケストラ。カラヤンアカデミー出身で「葵トリオ」として全国的に活躍する小川響子をコンマスに、N響、読響メンバーほか、輝く才能の若手・ベテランの名手をブレンドした高性能室内オーケストラを編成してゆきます。
今回、特に高木さんのご両親(どちらも読響ヴァイオリン奏者)もオーケストラで参戦!御一家揃っての暖かな演奏は見逃せません。
小川響子
葵トリオのヴァイオリニスト。ベルリン・フィルのカラヤン・アカデミー出身
東京藝術大学を経て、同大学院修士課程修了。第10回東京音楽コンクール第1位及び聴衆賞、ミュンヘン国際音楽コンクールピアノ三重奏部門優勝。
名古屋フィルハーモニー交響楽団コンサートマスター。
※随時情報追加中
福田ひろみ
第85回日本音楽コンクール第3位。第2回Ysaye International Music Competition第2位。東京音楽大学及び大学院をともに特待生として在籍及び首席で卒業。
宮崎国際音楽祭や東京・春・音楽祭、ARKシンフォニエッタに毎年出演。
日本フィルハーモニー交響楽団と共演ほか、NHK FM「リサイタルノヴァ」に出演。
これまで原田幸一郎、漆原朝子、小栗まち絵の各氏に師事。
現在、東京音楽大学指揮科特別アドヴァイザー。
猶井 悠樹
ドイツ、ボン出身。桐朋女子高等学校音楽科を経て、同大学卒業。国内のコンクールに多数入賞。これまでに国内外の音楽祭などに多数参加。令和元年度文化庁新進芸術家海外研修員として、1年間ライプツィヒへ留学。研修成果発表として東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団と共演。2022年2月にトッパンホールのランチタイムコンサートに出演。積極的にソロや室内楽を行っている。NHK交響楽団第1ヴァイオリン奏者。
村尾隆人
第63回全日本学生音楽コンクール東京大会、第21回24回日本クラシック音楽コンクール全国大会入賞。第21回千葉市芸術文化新人賞にて奨励賞。クールシュヴェール国際音楽アカデミーinかさま、ミュージック・アカデミーinみやざき、小澤国際室内楽アカデミーに参加し研鑽を積む。文化庁委託事業新進演奏家育成プロジェクトにて仙台フィルと共演。北九州音楽祭をはじめとして国内各地でソロ、室内学、アウトリーチ活動を展開中。これまでに佐藤明美氏、徳永二男氏に師事。立教大学現代心理学部在学中にN響アカデミーに合格し現在NHK交響楽団第一ヴァイオリン奏者。
髙木敏行
福山誠之館高校卒業。京都市立芸術大学卒業
在学中からオーケストラのコンサートマスターやヴィオラの首席奏者を務め、名古屋フィルハーモニー交響楽団や関西フィルハーモニー管弦楽団の客演奏者なども務める。
卒業と同時に読売日本交響楽団にヴァイオリン奏者として入団。現在オーケストラのヴァイオリン奏者として活躍の他、ヴァイオリン・ヴィオラのソリスト・室内楽奏者としても活躍中。
井上雅美
東京藝術大学付属音楽高校を経て同大学を卒業。
第37回全日本学生音楽コンクール東日本大会第3位入賞。ベルン音楽大学奨学金を得て、スイスに留学。イゴール・オジム氏に師事。スイス・ノイシャテル室内管弦楽団のヴァイオリン奏者。ベルン・ルードスアンサンブルのコンサートマスターやリサイタル・レコーディング等で活躍し93年に帰国。つくば室内管弦楽団のコンサートマスターを経て94年読売日本交響楽団に入団。ソリスト、室内楽奏者、オーケストラ奏者として活躍中。
Hana
YouTubeチャンネル≪クラシック音楽奇譚≫主宰。「名曲の影にはドラマがある」をコンセプトに作曲家の人生の物語を発信している。先行研究を踏まえ、登場人物の心情に寄り添った語り口は愛好家から演奏家、研究者まで幅広い支持を獲得している。
東京藝術大学大学院室内楽科修士課程修了。
小室明佳里
4歳からヴァイオリンを始め、15歳でヴィオラに転向。東京藝術大学音楽学部附属音楽高校を卒業後、東京藝術大学に進学し同大学院器楽研究科卒業。
今までにヴァイオリンを中島ゆみ子、林智之、ヴィオラを川崎和憲、臼木麻弥、坂口弦太郎各氏に師事。第6回横浜国際音楽コンクール弦楽器部門3位。
ドイツのSHMF2015のオーケストラアカデミー、2017年小澤征爾音楽塾などに参加
坂口弦太郎
NHK交響楽団次席代行ヴィオラ奏者。東京藝術大学大学院室内楽専攻(ヴィオラとピアノの二重奏)修了。第9回日本室内楽コンクール第3位入賞。(原田恭子:pfとの二重奏)併せて奨励賞受賞。「アペルト弦楽四重奏団」「N響メンバーによる室内楽団」「Mercedes Ensemble」のメンバーとして室内楽の演奏活動を行っている。これまでにヴィオラを中塚良昭氏に、ヴィオラとピアノの二重奏を松原勝也氏に師事。
北垣彩
東京藝術大学器楽科卒業。同大学院修士課程修了。令和元年度文化庁新進芸術家海外研修員としてライプツィヒ音楽演劇大学大学院修士課程を首席で修了。
第69回全日本学生音楽コンクール第3位、第24回姫路パルナソス音楽コンクール第1位及び池辺晋一郎特別賞など入賞多数。
小澤国際室内楽アカデミー奥志賀、サントリーチェンバーミュージックガーデン、霧島国際音楽祭、日演連リサイタルシリーズ、ラフォルジュルネ等に出演。
元新日本フィルハーモニー交響楽団契約団員。
これまでに故杉山実、林裕、安藤信行、山崎伸子、中木健二、P.ヘル、C.ギガー各氏に師事。
吉田秀
1986年東京芸術大学音楽学部卒業。芸大フィルハーモニア首席奏者を経て1991年NHK交響楽団に入団。現在首席奏者を務める。室内楽の分野ではオーギュスタン・デュメイ、ピンカス・ズッカーマン、ライナー・キュッヒル、ギドン・クレメル、マリア・ジョアン・ピリス、ヴォルフガング・サヴァリッシュ、マルタ・アルゲリッチ、ゲルハルト•オピッツ、カルミナ弦楽四重奏団、ベルリンフィルピアノ四重奏団、ターリッヒ弦楽四重奏団、メロス弦楽四重奏団、ライプツィヒ弦楽四重奏団、ゲヴァントハウス弦楽四重奏団、モザイクカルテットなどと共演。また東京シンフォニエッタ、いずみシンフォニエッタ大阪、鎌倉ゾリステンなどのメンバーとしても活動。霧島国際音楽祭、宮崎国際音楽祭などに参加。東京芸術大学教授、東京音楽大学特任教授、相愛大学客員教授、沖縄県立芸術大学非常勤講師。
榎かぐや
2000年生まれ千葉県出身。東京音楽大学卒業。
「第13回国際オーボエコンクール・東京」入賞及び奨励賞を受賞。「第91回日本音楽コンクール」オーボエ部門第1位及び岩谷賞(聴衆賞)・瀬木賞を受賞、他多数入賞。
東京フィルハーモニー交響楽団、群馬交響楽団等とソリストとして共演。NHK-FM「リサイタル・パッシオ」に出演。パシフィックフィルハーモニア東京オーボエ奏者。
箱﨑由衣
茨城県出身。東京音楽大学卒業。
第30回日本管打楽器コンクール第1位。併せて特別大賞、内閣総理大臣賞、東京都知事賞、文部科学大臣賞を受賞。東京ニューシティ管弦楽団と共演。2015年10月に渡独。1年間、ハンブルク音楽院にて研鑽を積む。NHK交響楽団「N響アカデミー」を経て、2012年-2023年までセントラル愛知交響楽団1stクラリネット奏者。
現在、愛知県立芸術大学非常勤講師。ビュッフェ・クランポン契約講師。(株)ミュージックパートナーズ/Music Partners Co., Ltd.所属。
内山ちまり
北海道出身。東京藝術大学を経て、現在は同大学院に在学中。第3回Kクラリネットコンクール、第24回日本演奏家コンクールにて優勝など、数々のコンクールで上位入賞を果たす。これまでにソリストとして札幌交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、藝大フィルハーモニア管弦楽団と共演。現在は日本各地のプロオーケストラで客演を務める。
保崎祐
東京音楽大学大学院音楽研究科修士課程及び博士後期課程の全在籍期間を特待生として在籍し首席総代で修了。在学中ベルリンへ留学。第21回東京音楽コンクール第1位及び聴衆賞受賞。公益財団法人RMF奨学生(2022年度、2023年度)。現在、東京音楽大学助教(特任)、博士(音楽)